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「いろとりどりのセカイ」の感想 

CATEGORY【製品レビュー

Favoriteのいろとりどりのセカイです

【あらすじ】
★ 一章「空から少女」
前半は概ねキャラ紹介
空から降る羽と共に誰かの「助けて」と呼ぶ声のする夢を見る。学園の屋上で
いつも見る夢について話す悠馬と悠馬にしか見えない真紅。
主人公に世話をやく幼馴染の澪。風津ヶ浜、学生寮の地下の古時計を操作する事で
繋がる異世界等の紹介が入り、学生寮に住む仕事の師匠の鈴の紹介に続く。
その後夜中に街を散歩していると灯台から飛び降りようとしている女の子を
見つけて助ける。その際怪我を負った少女の傷を真紅の魔法で癒す。
魔法は使えば使うほど記憶を失っていく。
助けた少女は悠馬と幼い頃に会った事があるらしく悠馬に助けを求めて
この街までやってきたらしい。観波加奈という名前は偽名。
加奈は学生寮にやっかいになることになる。

★ 二章「観波加奈は泣いたりしない」
どちらかと言うと、時雨、商人の町、蓮、白の紹介パート
澪の弁当と加奈の弁当をめぐってすったもんだがあり加奈の料理の腕が壊滅的
と判明。学生寮では住人が交代で全員分の食事を用意する決まりになっていて
悠馬がカレーを作る。食事の用意が出来たのを知らせに商人の町に行ってる
時雨を呼びに加奈を伴って異界に行くが加奈は驚いている様子なし。
夕食の席で加奈が学園に通えるように手配したと時雨からの発表がある。

★ 三章「君を連れ去る最果ての風」
通学に必要なものの買い出しに加奈と街に出た後、加奈から逃し屋として
依頼を受ける。その時あちら側の仕事が入ったと電話があったので丁度いい機会
と加奈を仕事に同行させる。逃し屋の仕事は人を拐う羽からその人を
「安全地帯」である学生寮まで逃すこと。今まであちら側の仕事は成功した事
がなく今回も失敗。詳しい説明を求める加奈。大雑把にいうと
死後の人の魂を管理する「最果ての古書店」が機能不全を起こしてまだ死ぬ
運命にない人を連れ去っているのでそういう人を助けようとしている。
羽は連れて行かれる時の予兆。依頼者や「最果ての古書店」の場所は時雨の
「胡蝶の式」で探しているが蝶をみて加奈は怯える。
その後仕事の依頼料について言及する場面があるが学生寮の仕事をする事で
悠馬がお小遣いをあげてそれで支払う段取りに。

★ 四章「胡蝶の式」
簡単にいうと学生寮関係者勢揃いという内容
最初は記憶を保持できなかった頃の幼い悠馬と真紅、澪の出会いの場面
次は加奈が学園に通い始めるところ。転校生は「お約束の力」で同じクラスに
なるんですと息巻いてる加奈だが悠馬のクラスに転入してきたのはあゆむ。
加奈は隣のクラス。昼時かなりグチられる。飯の買い出しに行った後
つかさと遭遇。すったもんだで「おっぱいの神様」と呼ばれ続ける事に。
つかさに飯を恵んで昼抜きを加奈に報告した時澪がやってきて修羅場化。
学生寮に戻って時雨から「式」の捜索の依頼を受けて加奈と異世界に。
その世界の住人と悠馬らはお互いに見ることも触る事もできない世界。
特に障害もないので「式」の回収は滞りなく終わる。その後時雨に
「式」について詳しい説明を受ける(使役の仕方や探しだせるものの範囲等)
その後は寮の新人さんであるつかさに収める必要のない家賃を返しにいったり
(夜遅くまで働いてるので金銭的に苦労してるのが伺える)
澪が学生寮に引っ越してきたりあゆむも引っ越してきたりする。

★ 五章「開かず扉の向こう側」
冒頭部分は四章の冒頭の続きから。澪とは知りあって2週間経つらしいが
その間記憶が保持できず毎日同じやりとりをくり返していたらしい。
澪と知り合った自分を失うのが嫌だと言うと澪から「魔女」に会いに行こう
と言われる。
現実時間に戻って学校での弁当の話や学生寮での各人の過ごす様子などが続き
(加奈が読書家な事やあゆむの人を助けられる人になりたい発言等伏線がある)
その後時雨から仕事が忙しくなってきたので管理人業務を代行して欲しいと
頼まれ管理人室にあるタンスと開かずの間の住人の事を任される。
タンスは異世界と手紙をやりとりするための道具で番号毎に固定の場所に
繋がっている。開かずの間の住人は鏡で重度のヲタ&引き篭もり。
悠馬を「お兄ちゃん」と呼ぶ。

★ 六章「如月澪は振り返らない」
澪ルートの伏線が多くある章。冒頭は四章、五章の続きで魔女に会いに
行くところ。魔女=鈴曰く「君が来るのを待っていた」と意味深な発言
時間軸は現代に戻り澪の引越しを手伝わされる悠馬。途中海で休憩で
「空と海の交わるところではどちらの境界線が濃いか」「澪が引っ越した
理由」等について話す。前者についての回答では澪は昔と変わったと感じる。
後者は家にいたくないからという理由。その他は誰もいない管理人室に澪が
出入りしていたのを目撃する以外は日常の風景

★ 七章「敷島鏡は笑わない」
みんなが学校に行ってる間一人で寂しいから帰ってきた後は鏡と遊んでとせがまれ
徹夜で格闘ゲームで遊んだ後タンスの様子を見に行くと八番の抽斗に手紙が。
白から蓮がいなくなったので探して欲しいと綴られていて時雨の代行として
向かうことにする。その際「この子を探せばいいの?」真剣な表情で鏡が聞いて
くる。商人の街には悠馬一人で行く。街の人に話を聞くに蓮は山の方に向かった
らしいがこの時期山犬がうろついていて危険なので早く見つけないといけない。
すぐに悠馬も街の人と捜索に向かうが陽が暮れても見つからずどうしようかと
いう時時雨の「胡蝶の式」とよく似たそれでいて少しいびつな蝶が飛んで来る。
蝶を追っていくと蓮を見つける事が出来たが、蓮曰く山犬には襲われたらしい。
その時「おじさん」が助けてくれて今後悲しい事があった時にも助けにくると
言ったらしい。周りを見ると数十匹の斬り刻まれた山犬の死体が。
蓮を白の元に帰して学生寮に戻ってみると時雨の机で疲れて眠ってる鏡の姿が。

★ 八章「東峰つかさは頑張りたい」
放課後街をぶらついていると、看板を持って呼びこみをしている怪しげなつかさ
に遭遇する。何をしてるのかと思い様子をみているにどうも仕事を探している
ようだ。あまりに客が寄り付かないので話に行くと銭湯の仕事をクビになったので
肩たたきで稼ごうとしていたらしい。どうしてそうまでして金を稼がないと
いけないのか聞くと、何かの支払いに追われていて週末までに総額のうちの
一部をまとまった額支払わないといけないらしい。とても肩たたきでは稼げない
額を。結局客は悠馬だけでその後も様子を見ていると鈴がやってきる。
事情を話すとあちら側の世界の仕事をつかさにも手伝って貰おうと提案する。
仕事内容は加奈と時雨の「式」を探しに行った街に「最果ての古書店」に回収
されなかった本があるので回収してきて欲しいというもの。本の魂は三章で
助けられなかった子。本自体は時間は掛かったが問題なく回収。
つかさは報酬を手に入れ(逃し屋の表の仕事はかなり高額なので鈴はかなり
金を持っている)それを管理人代理である悠馬に預ける。十一番に送っている
らしい。詳しい説明がないので時雨の机を漁ると悠馬宛の手紙を見つける。
タンスの詳しい説明があり、つかさの送金先は十一番から繋がる世界で
合っているようだ。

★ 九章「君がここにいる不思議」
週末海に行こうと提案があり屋上でみんなで話しているとその時のお弁当は自分が
作ると加奈が言い出す。いろんな事に頑張りたいらしい。加奈の料理の破滅具合
を知ってる悠馬は止めるが他からは別にいいじゃんと加奈擁護の方向へ。
なおも悠馬が食い下がると、では今日の晩飯の味で判断して欲しいと言われる。
学生寮に帰ると時雨が帰っていて、これから本格的に忙しくなるから管理人代行
を正式に依頼したいのとその引継ぎをするのに住人の情報を十分に伝えて
いなかったのでそのやりとりをする。
☆聞ける情報は住人6人中3人分で選んだ選択肢によりルート分岐する☆
これで暫くお別れになるし道連れは一人でも多いほうがいいからと時雨も
晩餐に付きあわせる。夜な夜な練習していた加奈の料理の味見を時雨がしていた
らしく時雨も料理の出来栄えを知っているので悲観的ではあったが・・・。
そして晩飯。悠馬から話を聞いてみんな戦々恐々としていたがつかさが突撃
予想に反してかなりの出来栄えらしい。なので安心して悠馬も食べるが悠馬の
だけ幻覚を見て記憶が吹っ飛ぶ出来。何故なのか聞いてみると、悠馬のだけ特に
愛情を込めてパスタは生地から作ったが使った材料に難が・・・。
その後日記を書くシーンで加奈の料理についてあれやこれやと真紅と話すが
真紅は料理が得意らしい。ただしホットケーキだけ。

★ 十章「海」
ボーナス章。海水浴の話中心。楽しむためのパートで本筋の話は出てこないので
省略。寮に帰った後また料理関係の話があり「加奈は加奈のペースで頑張れば
いいよ」的なやりとりあり。その後の日記をつけるシーンで真紅の存在と
魔法、記憶についての考察あり。記憶を多く失う「もうひとつのちからの
使い方」があるらしい。

★十一章「祟り」
料理の上達してきた加奈。新しい食材や料理を試すために商人の世界で買い物
がしたいので両替してと頼まれる。夕食が済み加奈は商人の街へ。
悠馬は日記をつけようとしていたがそこへタンスに八番から手紙がやってくる。
至急向かうと加奈が白の家で蓮が言うところの「おじさん」に捕まっていた。
異様な臭気が漂うので彼が何者か聞いてみると「祟り」だという。
「祟り」は物の怪(=妖怪 白や蓮等)が悪意を持つとその感情に囚われて
凶暴化してしまうもので一度祟り化してしまうと元には戻らないらしい。
「おじさん」は人間に強烈な憎しみを持っていて、蓮といるところに
やってきた加奈に反応して襲ったらしい。話し合いでの解決は無理とみて
「おじさん」と戦う悠馬。首を折って倒したと思って油断してたところに
腹に刀を突き立てられて仕方なく真紅のもうひとつの癒しの魔法をつかう。
もうひとつの魔法は「相手の心の痛みの一部を肩代わりする」もので
その内容も垣間見ることができる。
「おじさん」がまだ祠に祀られていた時「神様お願い、助けて下さい。」と毎日
祈りにくる娘がいた。「おじさん」にとって世間との数少ない接点のその娘の
事を大事に思っていたがその娘がある時から来なくなったので祠を出て調べて
みると「遊郭」で人間に慰み者にされていたと知り憎悪を覚え祟り化する。
魔法で多少正気を取り戻した「おじさん」は負の念の原因の「遊郭」を排除
して欲しいと悠馬に依頼し逝く。悠馬は依頼を果たす。 

★十二章「二階堂真紅は眠らない」
「祟り」の件を解決して翌日、目覚めてみると真紅が見当たらない。
へそを曲げているんだろうとその日は寝てしまうが日記を書くときにも
出てこないのはおかしいと翌日捜索しようとする。
(終業式でみんなと一緒に出席するつもりだったがキャンセル)
鈴から「君は思い出しさえすれば何でも手に入れる事ができる」というような
助言を受けて頭の中の真紅に対して癒しの力を使う。
真紅の思い出の中の世界はどこか風津ヶ浜に似ている。そこの学校で真紅と妹
が恋について話しているシーン、灯台を背に悲しそうな顔をしているシーン
赤く染まった月を仰ぎ神に向かって吼えるシーンと続く。そのシーンで
消えてしまいそうになっている真紅に呼びかけ、叫んでその手を取ると
目覚めてみると真紅の姿があった。真紅曰く、心を癒す力を使った後は負担が
掛かり真紅も思い出したくない過去を思い出すので眠りに入るという。
そしてその説明は過去にすでにしてあるとの事。真紅は悠馬の記憶力の減少に
危機感を覚える。
その後終業式を早退してきた仲間とのやり取りがあり、最後に真紅から
「自分たちに残された時間は僅かになってきている。これからは私達の願いを
叶えるための行動をしよう」と宣言される。

★ 加奈ルート「あなたが傍にいてほしい」
夏休みに入って大掃除をしようと鈴が提案する。引っ越しで山ほど荷物を
持ち込んだ者もいるのでこの際いらない物は処分してしまおうと押入れも整理。
使えない物は捨て、使えそうな物は街の人に配るが代わりに色々貰うので結果
あまり減らない。銭湯の入浴券を貰うのでみんなで行く。
(銭湯の背景はこの1シーンでしか使われない。中の絵もないので意味不明)
その後タンスに商人の街から連絡が来て「御魂送り」に白が選ばれたと
連絡が入る。異世界では年に一人神様の元に人身御供を送ることで街を守ろう
としているところがあり、商人の街ではそれが「御魂送り」に当たるよう。
「御魂送り」に選ばれた者は「最果ての古書店」まで金色に光る羽に導かれ
旅をしなければいけない。いままでは時雨がその水先案内人をしていたらしい。
管理人代行として今回は悠馬が水先案内人になり白を連れて行く事に。
長期間の旅になる可能性があるのでサポートとして加奈も同行させる
道中加奈が白がこのまま「最果ての古書店」に連れて行かれる事をかなり
渋る。運命に流されず抵抗するべきと強硬に主張するが白も街のみなの命が
大事と引かない。旅が進み世界を幾つか渡ったところで花の沢山咲いている
世界に着く。そこで休憩してると強烈な睡魔に襲われる。以前時雨に注意された
事があるが人を眠りに誘い夢を見させる植物があるという。
そこで眠りに落ちると夢を共有するらしい。同情心が湧いて旅を水先案内人を
続けるのが困難になると注意されていたが眠ってしまう。
そして白の過去の夢を見る。半妖のためうまく占いが出来ず祖母に虐げられる
白。そんな時に出会ったのが蓮也。蓮也も盲目のため孤立しがちですぐに白
と打ち解ける。そうこうしているうちに二人の間に子供が出来るが白の実家は
人間との交わりを汚れと取るので村から追い出される。蓮也とはそれ以来会えず
終い。その白を商人の街まで連れて行ったのが時雨。人間と妖怪が同居する街に
怯えていたがあまりうまくない占いでも街の人は喜んでくれたので安心する。
そして蓮が生まれる。白にとって蓮は蓮也の忘れ形見でやっと持てた温かい家族
なのでとても大切に思っている。
そんな夢を見たので悠馬が白に逃し屋として依頼してくれればあなたと逃がす
と提案し了承を受けるがその瞬間に白が羽に、「最果ての古書店」に
拐われてしまう。
白の想いを受けて悲しみを乗り越えて生活している蓮を見て加奈は情緒不安定に
なり夕飯前によく出かけるようになる。
あゆむから加奈の様子の変化を聞かされ居る場所を教えてもらい灯台に行く。
そこで加奈から蓮に抱いていたコンプレックスとその原因についての話を聞く
事に。加奈曰く、加奈は10年前に風津ヶ浜に来た事があるらしい。
加奈の母親は病弱で余命いくばくもない状態だったが元気を出してもらおうと
近く花火大会をやるという風津ヶ浜にやってくる。だが幼い頃の加奈は
普段あまり自分に構ってくれない母親に不満を覚え注意を向けてもらえるように
花火大会の最中わざと逸れる。自分を見つけてくれる事を祈って。
しかしながら灯台に隠れたものだから見つけて貰えず疑心暗鬼に陥り
「ここから飛び降りたらどうなるだろうか」と危険な思考にはしる。
思いとどまりはするものの足を踏み外して転落。そこを幼い頃の悠馬に助けられる
加奈といろいろ話をし母親を助けて欲しいと依頼される。「自分は恋というもの
を知らないといけないので君がそれを教えてくれるなら引き受けるよ。だから
君のお母さんをここまで連れてきて」と言う悠馬。しかし加奈は約束の場所
まで戻ってくる事が出来なかった。
(現実時間に戻り)灯台の欄干に登ってその話をしていた加奈がまた足を
踏み外す。落ちる前に何とか手を掴んで事無きを得るがそこで加奈に、君に
居なくなって欲しくない的な事を告げると翌日から加奈の態度が一辺する。
悠馬は加奈のこれまでの好意が約束によるものだったと知ったのでこれからは
気にしなくていいと言うが加奈の方は本気で悠馬が好きになり、そうすると
いままでやっていた行為がけったいで恥ずかしいと感じるようになり悠馬と
顔が合わせづらくなる。
悠馬は加奈との関係を修復しようと商人の街の夏祭りに加奈を誘う。
加奈も喜んでくれるが祭りの終わりに時雨からの「式」が届く。
加奈の母親の「今」を記した知らせが。加奈はその手紙を開ける勇気を
持てずにいて悠馬は加奈に心を癒す魔法を使う。
そこで知ったのは風津ヶ浜に戻れなくなった加奈の10年。
(10年前の回想から)母を悠馬の元に連れていこうとし一刻も早く街に戻るため
山の中を近道しとうとする加奈。その時蝶の大群に襲われ気がつくと異世界に。
そこであづま屋を見つけ置いてある手紙を読んでみると加奈と同じ境遇の子が
残したものだと知る。蝶は人の頭に寄生し記憶を食べて成長する。食べる記憶
がなくなると頭を食い破り、他人に寄生されてる事を伝えたり、泣いたりしても
頭を食い破ると書かれていた。そして10年経つと産みつけた卵が孵化してしまう。
記憶をなくさないためには新しい知識を仕入れ続けるしかなく、そのために
必要なものはそこにあったので(大量の本)その他の生活の術も記されていた
のでなんとか加奈は本当の名前を失うだけで生き延びてこられた。
10年後、しかしその世界の人々にとっても蝶は厄介者でその宿主である加奈を
蝶への犠牲にしようと街の人々が加奈を襲いにくる。必死で逃げて異界の森を
彷徨っていると不意に風津ヶ浜に辿り着く。そして加奈は魔法使いさんに
助けを求めて灯台で悠馬を待ち続ける。
悠馬の魔法で心の負担が軽くなった加奈だがそれでも手紙を読む勇気が、
泣かずにいられる自信がないと言うがそれに悠馬は泣けばいいと言う。
嘘か本当か分からない事に惑わされるなと。思い切り泣いてみても何も起こらず
勇気をもらった加奈は母に遭いに行くのを決意する。
翌日母のもとに向かおうとする二人のところに時雨が帰ってくる。「御魂送り」
について聞いて飛んで戻ってきたらしい。白が選ばれた事に酷く動揺している
時雨。話を聞くに時雨が留守にしていたのは白の旦那の敷島蓮也の居場所を
探るためだという。何故そこまでするかというと白は時雨の娘で・・・。
取り敢えずその件はすでに終わっている事で、時雨が帰ってきた機会に
どうせなら加奈の頭の中の蝶の事を相談してみようということになる。
時雨曰く、加奈の頭の中から蝶を追い出す事は簡単らしい。何故なら時雨の
使う「式」と「頭の蝶」が元を辿れば同じだからと。
早速蝶退治に乗り出し目張りしタバコの煙を充満させた部屋で蝶を追い出す。
しかし加奈の頭から現れた蝶の量は膨大で時雨は自分には手に負えないと言う。
そこで意識が途切れる悠馬。気づくとその場に居た人間が一人足りない。
シーンは変わりあゆむの回想。加奈が異界にいる時に一匹の猫を罠から助けた
事がある。それが生来のあゆむ。仲間からハブられていたあゆむはそれ以来
加奈になつき食料採取の手伝い等を影でしていた。仲間の虐めに遭いながら。
時が経ち加奈が街の人から追われ居なくなったのを知る。あゆむの仲間が
加奈を別の世界に飛ばしたらしい。それを追って異界を渡り風津ヶ浜に
辿り着くあゆむ。その際途中の世界で見つけたのが人間のあゆむの体。
人間のあゆむとして風津ヶ浜に戻り加奈を見守るために学園に通う。
いつか訪れるピンチから加奈を救うため、親から受け継がれた願いを叶える鈴
を使うため。(加奈の余命が僅かなのを仲間から聞いていた)
そうしてその刻が来る。加奈の頭から蝶が溢れる刻が。
そして大切な人たちから自分の存在が消えるのを代償としあゆむは加奈を救う。
頭の中から重荷の消えた加奈は記憶を取り戻し母の眠る風津ヶ浜の海に至る。
そして病弱な母が見ることの出来なかったこの世界を母の遺した眼鏡と共に
見て廻るために悠馬と共に旅立つ。
以降エンドロールがありエピローグ
エピローグでは旅立つすんでのところの加奈の元に猫に戻ったあゆむがやってくる。

★  澪ルート「いつか、水平線の彼方へと」
期末テストを赤点とって追試の悠馬。追試も落ちると夏休みなくなるので澪が
勉強を教えてくれるがやる気が出ない。合格のご褒美に1日デートの権利を
要求する。悠馬が勉強を頑張る間、澪は美少女ゲームをクリアするのを頑張る
悠馬が無事追試をクリアし澪もゲームをクリアするが、ゲームに感化されて
挙動不審になる。お互いの関係がはっきりしなくて澪が変になってるので
悠馬は澪をデートに誘う。商人の街で夏祭りがあるのでそれに誘おうと思うが
澪の過去について懸念を真紅に指摘される。
悠馬が魔女に会い記憶を保持できるようになってすぐの頃、澪は学生寮で
迷子になる。古時計をいじって異世界に彷徨い込んだが鈴が見つけてすぐに
連れ帰ってくる。だが戻ってきた澪は悠馬の事を覚えていなかった。
そういう過去があるので思案するが結局澪を祭りに連れて行く事にする。
「自分は悠馬を騙している」と秘めごとのある澪は最初祭りに乗り気でないが
悠馬に説得され普通に楽しむ。遊びでやった射的で魔法のかかったペアリング
を貰ったり、白に悠馬との相性を占ってもらったり楽しむ澪。
しかし悠馬との相性の良さを「幼馴染」であることが決定要因だと告げられた
後突如居なくなる。
澪の態度を訝しんだ悠馬は澪に魔法を使い全てを知ることになる。
全てを知っても澪との関係は変わらないと告げ、晴れて二人は恋人に。
風津ヶ浜でデートを重ねる二人。そこで合間合間に澪から読み取った記憶の
回想シーンが入る。元々風津ヶ浜に居た澪には同級生に神埼とおるという子がいる
のだが、いじめられっ子のこの子がある時から言霊の魔法を使えるようになり
自分を虐めていた奴に仕返しを始める。虐めに参加していなかった澪に自分側
につくのを要求する神埼とおるだが澪はそれを拒否する。
そうすると神埼とおるは大人を操り澪の両親を殺してしまう。
澪にも追手がかかるがそれを助けたのが悠馬でそれから澪は悠馬の世話を
焼くことになる。魔女に会った数日後、学生寮を探検していた澪は地下室で
古時計をみつけ異世界に迷い込んでしまう。辿り着いたところは風津ヶ浜に
よく似た音津ヶ浜という街でそこには死んだはずの自分の両親(のそっくりさん)
がいた。両親の死に耐えられなかった澪は音津ヶ浜の澪に一週間でいいので
入れ替わってくれと頼む。それを了承した音津ヶ浜の澪だが一週間経っても
連絡がなく、それどころか音津ヶ浜への道も向こうの時雨に閉ざされてしまう。
そうしてこちらに残ったのが今いる澪。
こちら側にすでに家族はなく本当の両親に会いたいと願う澪。
音津ヶ浜に残った澪は神埼とおるをどうにかしてくれれば入れ替わりをやめると
言っているらしく、澪の願いを叶えようと悠馬は鈴に神埼とおるの捜索を依頼する
すぐに神埼とおるを捕獲する鈴だが澪は神埼とおるをどうにかすることが出来ず
鈴もさせるつもりがない。代わりに別の方法を提案する。
それが嘘の手紙を書くこと。嘘にはついていい嘘がある、だから澪が自分達
に正体を明かさなかった事を後ろめたく思うことはないんだよと教えるために
悠馬が立てた計画。そして澪は嘘の手紙を書くことを決意する。
音津ヶ浜の澪から連絡があり、こちらの澪も無事音津ヶ浜に戻る。
が、しかし鈴に処分されたはずの神埼とおるが学生寮を襲撃。異世界に繋がる
部屋はどこにあるのかと住人を脅すが皆口を割らない。
業を煮やして神埼とおるは家探しを始め地下室を見つけるが古時計の操作に
気づかず怒り狂って古時計を壊してしまう。
古時計は時雨が作った物で時雨は異世界にいるため修理することが出来ず
二人は引き裂かれてしまう。
数年経ちみんな巣立った寮に未だ残る悠馬。海を眺めていると澪の声が
聞こえてくる。隣を見ると透けているが確かに澪がいる。
商人の街で貰った指輪が二人を引き合わせてくれている。
以降エンドロールがありエピローグ
指輪を左手薬指にはめ、これからはずっと一緒にいようねと語り合う。

★  鏡ルート「さよならまたね」
突然学校に行きたいと言う鏡。これは面白そう、と何か趣向を用意するから
手配は任せなと請け負う鈴。当日、学校に通ったことのない鏡に寮のみんなが
家庭科(料理)等の特別授業を開催する。つかさはちょっと不遇な扱いを受けるが
みんな楽しく過ごす。
しかしいきなりこんな事を言い出したのを変に思い理由を聞いてみると
兄に認められるために何か頑張りたかったと話す。
友達が出来た事、学校に行った事を悠馬に手伝って貰って手紙にし兄に出すが
兄からの返事がなく失意に落ちる鏡。そんな鏡を見かねて悠馬は魔法を使う。
敷島家は「式」を扱うのを生業にしていて修行の身の間はそればかりを
叩き込まれる。鏡は「式」を扱うのが下手でよく祖母から叱られていたが
兄の蓮也が庇ってくれていて鏡は蓮也の事をとても慕っていた。
蓮也が一人前になり家を空ける事になると、鏡の事を心配した蓮也が手配して
鏡を時雨の元で修行できるように取り計らってくれる。
鏡の方は蓮也が自分を実家から逃してくれたのだと気づいていなく、
修行の成果が上がればいつか蓮也が迎えに来てくれると思い込んでいた。
兄に見放されたと思い込んでいる鏡は兄のように優しくしてくれる悠馬と
これからは生きていこうと決心し二人は結ばれる。
二人が結ばれたのを寮のみんなに報告すると驚く様子もなく祝福される。
恋人になった事に浸っているとつかさが行方不明と知らせを受ける。
足をつかって必死に探すも見つからないつかさ。
鏡は自分の事を友だちと言ってくれたつかさを何としてでも探しだそうと
「式」を放つ。つかさは海岸の岩場で見つかる。
二人が恋人になった祝に桜色の貝殻を贈ろうと探していた時に足を踏み外したらしい
「式」を使えるようになった鏡は実力の程を見るために一度実家に戻るように
との要請を受けて帰る。実力が認められれば正式に実家の外へ出る許可が下りる
のでそれを勝ち取るために。
そして一月経過し新学期、転校生として鏡が帰ってくる。
以降エンドロールがありエピローグ
下校シーン。旅行に行こうと誘われる。聖地秋葉原へ(笑)

★つかさルート「ありがとうをつたえたい」
資金集めを自分でも頑張りたいとまた肩たたきのバイトをしているつかさを発見
した悠馬は、それじゃ効率が悪いだろうと商店街で働けるように頼んで回る。
バイトの方は順調で目標金額まで貯まる。
バイト最終日忙しくてトイレに行く暇がなく寮についたところで粗相してしまう
(以下省略)→鏡に今日の出来事を話す→茶化されて悠馬を意識しだす。
管理人室で悠馬と居る時タンスに手紙が届き、支払いの金額が間違っていて
必要額に届いていないと連絡が入る。残り3日では集められないと絶望する
つかさに悠馬は魔法を使う。
つかさの世界は文明が発達していて殆どの人は仕事をする必要がないが
どうしても人の手が必要な特別な仕事もまだあってそういう仕事に従事する
人は高給を貰っている。
つかさの近所に住むおばあちゃんもその一人でつかさが子供の頃病気をした時
資産を投げうってつかさを助けてくれた。以後つかさはおばあちゃんに
恩返しがしたいとずっと思っていたがそのおばあちゃんが今度は病気になって
しまい、何とか助けようと治療費を稼ぐために風津ヶ浜やってくる。
つかさを励まして寮のみんなにカンパを頼んで期日に何とかお金を集める事が
出来たが、集めた金額で採れる治療法はつかさの体を差し出す必要があり
悠馬はつかさを送り出す事を渋る。その時鏡から事情を聞いた商店街の人達が
カンパしたお金を持ってきてくれてつかさもおばあちゃんも助かる。
風津ヶ浜での用事を終えたつかさだが、風津ヶ浜に残り悠馬と一緒に暮らす
事を選ぶ。
以降エンドロールがありエピローグ
商店街の人の提案で「お兄さん」から「悠馬さん」へ呼び方が変わる。

★ 真紅ルート「たったひとつの大切なもの」
学生寮に人気がなく探してみるも誰も見つからない。途方にくれていると鈴と
出くわす。鈴によると現在は悠馬が記憶している7月19日から5年も過ぎて
いるらしい。加奈達の願いを叶えるのに魔法を使いすぎとうとう一年前から
昔と同じ一日しか記憶が保持出来ない状態になってしまったという。
(加奈達は学生寮から去っている)そして悠馬が忘れた誰かが。
鈴によると悠馬は忘れたものを思い出さないといけないらしい。
悠馬の願いを叶えるために姿を隠したあの子の事を。
悠馬は力の使いすぎであの子の事だけを忘れてしまったらしい。
鈴はそれを悠馬に思い出させるために学生寮に残り続けている。
鈴の話が嘘か本当か判断がつかず5年前に戻りたいと言う悠馬
鈴なら5年前に時間を戻す事が出来るが悠馬は思い出す事を選ぶ。
手がかりとして日記を探す悠馬。管理人室や自宅で見つからず鈴の部屋を探して
いると鈴が根負けして日記を悠馬に差し出す。
そしてその日記の中身を読み始める。
真紅の世界に降り立つ「最果ての古書店」の管理人。真紅と出会うと学校に
連れて行かれる。学校には幼い加奈と澪とあゆむがいて真紅が教師で授業を
していた。「最果ての古書店」が暴走し真紅の世界の人々を乱獲し始め
この世界の住人はついに6人だけになってしまった。(もう一人は魔女)
乱獲は大人から始まり残った子供たちで協力して生きていくために真紅が
教師役を買って出たらしい。
真紅と真紅の両親は「最果ての古書店」からみんなを守る研究をしていたが
その研究は完成する事はなかった。古書店が暴走する前にも妹の藍と幼馴染
の悠馬を古書店に拐われていたので真紅は神様を憎んでいた。
古書店の暴走はとどまるところを知らず、あゆむ、澪、そして加奈までも
拐われてしまう。古書店の管理人=悠馬はいつか必ずみんなを助けると
加奈と約束しておりその約束を忘れないと心に誓う。
そんな時悠馬を誘うベルの音が聞こえ導かれるまま行った学生寮で魔女と
出会う。そして全てを思い出す。
長い刻を古書店で過ごした悠馬だがある時恋について知りたいと思う。
そして世界を見下ろし見つけたのが二階堂藍。藍に恋について教えてもらおう
と思った悠馬はまだ死ぬ運命になかった藍を古書店に連れてくる。
藍と話すが藍は恋は人に聞いて理解できるものじゃない、自分でしないとダメだよ
と言って恋については教えてくれず姉の真紅の事ばかり話す。
真紅に興味を持ち真紅と恋をしてみたいと思った悠馬は「最果ての古書店」から
出るために魔女に協力を求める。魔女の大切な人を魔女の元に返すという条件
で約束をとりつけた悠馬は真紅の世界に降り立つ。管理人が不在になった古書店
がどうなるか、機能不全を起こして暴走する事を知りながら。
真紅に悲しい思いをさせたのが自分だと知った悠馬は後悔しこの世界を元に
戻すための計画を鈴と練る。悠馬は古書店を出た際に肉体を拝借してきたので
そのままでは古書店に戻れず悠馬の人生を終わらせないといけない。
そのために必要な舞台を作らないといけないので悠馬が所持する本でそれを作る。
両親に会いたいと願った加奈達の願いを叶えてやりたい、と言った真紅の願いを
叶える事で少しでも真紅の心の傷を癒し、自分は願いを叶えることなく逝く
そのための世界、「いろとりどりの世界」を。
(現実時間に戻り)全てを思い出した悠馬の元に姿を現す真紅。悠馬の記憶が
リセットされるまでの僅かな間、最後の別れのために街に出る二人。
(間に鈴のエピソードあり。超人的な肉体に生まれついた鈴が両親から化物
 扱いされ、そんな鈴の理解者になってくれた時雨に恋する話。)
服を買ったりサイクリングしたりアダルトビデオを見たりして過ごす二人。
そうこうするうちに残り時間もわずかになる。願いを叶えた魂は古書店に
辿り着くと鈴から聞かされていた真紅は悠馬の恋を叶えようと、まだ恋を
理解できていない二人だけどそれを学んで行こう、悠馬に対する親愛の情を
恋の好きに変えていこう、だからこの手をとってと言う。
そう言う真紅に悠馬は真実を告げる、古書店に至るには願いを叶えてはいけないと
そして悠馬は真紅の手をとらず5年前に戻りその人生を終わらせる。
「最果ての古書店」に戻った悠馬は古書店に巣くう悪意たちを追い出し
手違いで連れてこられてた人達の魂を元の世界に送り返す。
そして通常業務を再開した悠馬に声をかけてくる者が。それは鈴と加奈と3人で
仕事に行った時の助けられなかった彼女(三章の子)でそれは二階堂藍の次
の人生の姿で。
藍は真紅が悲しい思いをしているので自分がここの管理人を代わるから行って
真紅を幸せにしてきてと言う。管理人の孤独を知ってる悠馬はそれを拒否するが
「いろとりどりのセカイ」を作った時の加奈達の写本がまだ幸せになれていない、
彼女達を幸せにする責務もあなたにはあると言い、新しい世界を悠馬と二人で
創りそこに悠馬を送り出す。
目覚める真紅。真紅の世界が元通りになって一年。復興も終わり世界は通常運転に
戻っているが真紅の顔は晴れない。悠馬がいないから。
この世界の誰も悠馬の事を覚えておらず悠馬のいない生活に寂しさを感じる真紅
居なくなって初めて悠馬を大切に想っていたと実感するがいつまでもくよくよ
していられないと悠馬のことを吹っ切ろうとする。
そんな時通りすがった学生寮で成長した加奈を見る。驚く真紅だが他の面々
も全員いる。これは悠馬からの贈り物だと理解する真紅だが、やはり悠馬が
いない事に嘆く。そんな時にタンスに手紙が届く。
それは藍からの手紙で。
手紙を読んだ真紅は街を駆けまわる。そして灯台で見つける。悠馬を見つける。
何事も無く、とはいかなかったが無事再開できた二人。
この世界に真紅が来ることになった経緯の説明をし二人は愛を確かめ合う。
そしてこれから暮らしていく学生寮に向かう。
以降エンドロールがありエピローグ
藍から真紅の誕生日プレゼントが届く

【感想】
★ 共通ルート
特に話に山も谷もなく平坦で面白みがない。体験版プレイしたならそれがそのまま
12章まで続くと思ってもらって差し支えないと思う。
敢えていうなら11章の祟りが人間を憎むに至った経緯についてはもう少し
ひねりが欲しかったかな。

★ 加奈ルート 60点
話自体はかなり良かったと思う。悠馬が加奈を覚えていない理由、灯台で出会う
必然、名前が偽名である事を軽く話す事でシナリオを読みにくくする巧妙さ。
共通ルートに伏線をばら撒きそこに存在意義に疑問のあるあゆむを絡ませ
色々な要素が何重にも重なって組み立てられたシナリオは展開の転び方に
驚きがあってとても楽しめた。どちらかというと陰気臭い話なんで心躍るという
訳ではないが。そんな中で夏祭りの蓮はとても可愛かった^^
だがしかし、いかんせん加奈に魅力がなさすぎる。
加奈に同情はできても愛情を持つ事が出来なかった。
シナリオが重いので恋愛どころじゃないし普段から積極的に加奈はアピール
してくるけれどそれが可愛いとは思えず、どちらかというとキチガイじみていて
料理やら家事やら凄く頑張る子なんだけどプラスに働かない。
そんな中勝手に結ばれてHを始めるんでプレイしてる側としてはポカーン
状態でそこからがかなりの苦行だった。

★  澪ルート 40点
勿体無いに尽きる。話は単純な入れ替わりなので加奈ルートと比べると格段に
落ちるが、神埼とおるを絡ませる事で澪の精神的なテーマは消化してるんで
まぁそれなりではあると言える。ただこれも悠馬を澪が結ばれるには弱い。
常識的で悠馬が困ってるときには手を差し伸べてくれるしキャラクターとしては
優良な部類に入ると思うんだけどアピールが弱いし悠馬の澪の対する理解が足りない
そのうえ、魔法で心を読み取ったその内容を結ばれた後に回想するかたちにした
んで結局プレイヤーとしては澪に好意を抱けなかったのでこれも苦行に近かった。

★  鏡ルート 40点
杏子御津様々。修行に出された子が友達を助けるために力を使ってレベルアップ
したよ、な、なんのひねりもないシナリオでシナリオに関してはつかさルート
と同じで最悪レベル。内容量もないし。
なつめえりの絵、ロリ巨乳のキャラデザ、茫洋としたキャラをうまく演じた
杏子御津に助けられた感じ。鏡はエッチに積極的なキャラなんでこちらとしても
Hシーンは抵抗なかったし。
それでも鏡を恋人にしたいかと問われると、違うなーと思う。

★つかさルート 20点
加奈ルートから順番にプレイするといい加減ここらで嫌気がさしてくる。
もう本当手抜きとしか言いようがない。資金繰りにバイトしてカンパしてもらった
だけじゃねぇか。。。
鈍臭いキャラだけど一生懸命頑張ってるのは分かるんだが、どうみても
保護者と被保護者の関係から脱してなかったし。
公式HPで公開してる看板持って客引きしてるシーンくらいしかいじるところ
ないんだからあれで何かひねって欲しかった。

★ 真紅ルート 90点
他ルートがあまりに酷いんで不安に思ってたがこの作品の評価を180度変えた。
すごい良かった。最後3時間は泣きっぱなしでプレイした。
正直このゲームやっててヒロインと呼べるのはハナから真紅しかいなかった。
ずっと悠馬の傍にいて悠馬を見守り温かい言葉で励ましてくれて、
真紅と一緒にいるだけで心が温まるような感じ。日記を書くシーンは特別に思う。
自分は研究ばかりして他が疎かなダメな人間だといいながら小さい方の加奈達の
面倒を見、世界と闘い続ける。そんなひたむきさと博愛に真紅を好きにならない
訳がない。
でも好きなのに結ばれるわけにいかない切なさ。
そういったものがバンバン心にうったえかけてきて本当に感動した。
別れがあり再開があり結ばれそして歩みだす、その流れも完璧だったと言っていい
今までプレイしてきた世界が仮りそめの世界だったというのもまったく考え及び
もつかずひねりが効いていて良かった。
(悠馬の正体に関してはかなり胡散臭かったので分かってたけど。)
あとは二階堂藍が思いの外可愛いキャラでこれもポイントが高かった。
本当に真紅ルートに関しては別格だと思う。
でだ、ここまで褒めておきながら何で満点をつけてないのか。
満点をつけてもいいんだけどプレイ感に関しては人によるところが大きくあると
思う。正直重すぎてプレイするのにかなりの体力を使った。
あと肝心の真紅に関してエロイッカイダケ これがなんともね。そういう訳でこの評価です

★キャラデザ
真紅5 加奈4 澪3 鏡5 つかさ3
真紅に関しては従来の司田絵でかなり好みにハマってる
加奈は正面向いてる時の目がなんか怖い
澪は等身の高いキャラにしたら細長くなってしまったみたいな感じでいただけない
鏡はなつめえりとFavoriteの親和性の高さを示してくれた。
つかさはGT氏にある程度実力があるのを示してくれたが司田絵と並ばすなら
もう少しロリっぽくない絵を描けるようにした方がいいと思う。

★グラフィック
プレイ中は特に意識することはなかったが綺麗だと思う。
写真から起こすかなりリアルなやつとかベタ塗りとかキャラクターの塗りと
合わない作品もある中、本作ではキャラの塗りに合う範囲で一番リアルな
塗りをしていたと思う。
あと太陽や月の輝く感じを表現するのはここはうまいと思う。

★声優
澤田なつ氏、杏子御津氏、みなみりお氏はかなり良かったと思う。
加奈役の外屋舞美氏は、アホっぽいキャラをアホっぽく演じていたところは
評価するべきと思うが、艶とかがないようなイマイチ魅力を感じない。
澪役の加乃みるく氏だが、澪がだだっ子みたいな感じになっていたのでどうも。。

★サウンド
星メモに比べれば数は減るが今回もかなり良い曲を提供してくれたと思う。
個人的には
01:アレセイア
09:青空とステップ
21:いざ来ませ、異邦人の救い主よ
28:今、開かれる、トビラ
31:紅い瞳に映るセカイ
44:君に逢えたから
あたりが好き
その他に前作から感じる事だけど担当の忍氏はアレンジがうまいと思う。
アップテンポの曲が下げ進行になったり主題歌をうまくBGM化してると思う。

★テーマ曲
「君に逢えたから」は名曲だと思う。
「アレセイア」は「恋するココロ」「リフレクティア」「メグメル」あたりを
聴いてる自分としては似たような曲で面白みがなかったが全クリして
作品への評価が上がるとこの曲も良い曲だなと思えるようになった。
「サンクチュアリ」問題はこれ。澤田なつ氏が歌ってるんで微妙にテンポが
ズレているというか。そのせいでグランドED曲としてはどうしても盛り上がりに
欠けてしまって。。。
どうせなら「君に逢えたから」をグランドED曲にして通常ED曲はまた別の曲に
した方が良かったかなと思う。

★総合評価
真紅ルートの比重を考慮し

80点
いろとりどりのセカイ 応援中!!
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